仮想通貨ネム(NEM)は、2015年3月に新たに公開された仮想通貨で、まだ2年しか歴史のない仮想通貨です。

この仮想通貨ネム(NEM)の単位が、ゼム(ZEM)と呼ばれています。

 

仮想通貨のなかでは断トツの知名度を誇るビットコインとネム(NEM)の違いは、ビットコインの場合は採掘という形でビットコインの総発行量が随時増加していく仕組みとなっていますが、仮想通貨ネム(NEM)の場合は総発行量が89億9999万9999ゼム(ZEM)と決まっていた点にあります。

 

そして、ビットコインとの大きな相違点は、ビットコインの場合は採掘によって報酬を得られますが、仮想通貨ネム(NEM)の場合は、ネム(NEM)を使用する頻度が高い人ほど優遇措置を受け、報酬を得られる点が挙げられます。

 

しかし、現状の仮想通貨ネム(NEM)は、一部のソーシャルゲームに使用できる程度で、一般の飲食店や大手ネットショッピングサイトで使用できるほど世の中に普及しているわけではありません。

 

一方、今年の4月に入ってから仮想通貨ネム(NEM)の価格は急上昇をはじめ、5月下旬の時点で価格が6倍にまで上昇しています。

通貨価値が6倍に上昇するということは、ドル円のレートに例えれば、1ドル600円の為替レートが、わずか2ヶ月間で1ドル100円にまで通貨円の価値が急上昇することと同じです。

 

しかし、国家という信用を背景にして発行されている円やドルと異なり、仮想通貨ネム(NEM)には国家という信用はありません。

現状は、投資家からは通貨と見做されているのではなく、金やプラチナと同じ「商品」と見られているのだと思われます。ですから、わずか2ヶ月間で価格が6倍にまで急上昇するのだと思われます。

 

通貨として店舗やネットショッピングサイトで使用できない現状を冷静に分析すれば、現状の仮想通貨ネム(NEM)の価格上昇トレンドは、数ヶ月以内には破裂するものと予想されます。

いまは、仮想通貨ネム(NEM)を購入すべきではなく、仮想通貨市場の値動きが沈静化するのを待つことが得策と思われます。